ほんのわずかでも危険

ピーナッツなどのナッツ類やトウモロコシ、これらに生えるカビには要注意です。カビの中に含まれる「アフラトキシン」というとても強い発ガン物質があるからです。アフラトキシンはわずか0.1gという微量でも肝臓ガンを起こす危険性が指摘されています。

日本産のピーナッツについては安全ですので心配いりません。きちんと輸入されているナッツ頼も、厳重な品質検査を受けているため、まず心配いりません。心配なのは、海外で買ったり旅行土産などのナッツ類。また、古くなったナッツ頼も、食べる前にカビが生えていないか念入りに確認を。とにかく、少しでもおかしいと感じたものは袋ごと捨ててしまいましょう。米のカビ、もちのカビ、漬け物のカビにも、「ルテオスキリン」「オクラトキシン」「ステリグマトシスチン」などの発がん物質が含まれています。でも、その危険度はアフラトキシンの100分の1程度。
とり除いて食べれば、心配いりません。また、ある種のチーズのように意図的にカビを用いた食品には、とり除く必要も、発がんの危険もありません。安心して食べられます。

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