にがりは抗ガン剤と同じ効果でありながら副作用はなし

にがり水を与えたマウスの実験でガン細胞が消えた

にがり効果のなかで、いま医学関虜者が最も注目しているのが抗ガン作用。研究では、医療現場で使われている抗ガン剤に匹敵する実験データが得られたのです。そして最大の注目点が副作用もないという点です。専門家も驚くほどのにがり効果が出ているのです。
最も劇的なのが、ガン細胞が完全に消えてしまった実験結果でした。

マウスを2つのグループに分け、ガン細腰を移植。一方には水、もう一方にはにがり水を与えます。これを4日間続け細胞を観察。すると水だけを与えたマウスは、顕微鏡のレンズ一面に、増殖したガン細胞が広がっていました。ところが、にがり水を与えたマウスでは、ガン細胞がすっかり消えていたのです。

心配な副作用が一切ない

また数種類のにがり水をマウスに与えた別の実験でも、にがり水によるガン抑制効果が、はっきりと現れています。この抗ガン作用は、ガン患者の治療に用いられている、5FUという抗がん剤なみの効果でした。しかも、にがり水のすばらしさは.副作用が見られないこと。体重や脂肪組織、白血球などの減少は、抗ガン剤の副作用を知る目安となるもの。
しかし、にがりを与えたことによる影響は、まったく見られませんでした。高い効果があるのに、副作用はない。まさに理想的なガン抑制の結果が出ているわけです。このような効果は、なぜ起こるのでしょうか。にがりが抗ガン作用を発揮するしくみには、2つの要素が考えられます。ひとつは、ガン細胞攻撃する身体の体の免疫力を高める効果。それは、有害な異物を殺す役割を持つ、血中リンパ球が増えていることからわかります。

リンパ球を増やして集め免疫力を強化

リンパ球の中には、ガン細胞を殺す、NK細胞やLAK細胞などの免疫細胞があります。これらが増加すれば、ガンへの攻撃力が強化されるわけです。にがりの成分には、こうした免疫力を高めるリンパ球を増やしたり、ガン細胞のまわりに集めたりする作用があると考えられます。もうひとつは、ガン細胞の血管新生を阻害する作用。体内にできたガン細胞は、自分が成長するための栄養分を血管からとることをもくろみ、シグナルを出します。すると、ガン細胞のある場所に、新しい血管が伸びていくのです。これを血管新生といいます。そして、ガン細胞は、新しくできた血管から栄養分を得て、どんどん成長。さらに血管を通して、ガン細胞を他の器官に転移させていきます。

ガンを育てる血管新生をにがり水が阻止する

しかし、この血管新生がうまくいかなければ、ガン細胞は成長するための栄養分が得られず、縮小することになります。
じつはマウスによる実験で、この血管新生を阻害する作用が、にがりにあることがわかっています。この働きが、抗ガン作用となっていたと考えられるのです。にがり水とのガンとの関係は、いま多くの研究者が解明にあたっています。副作用なく抗ガン効果を発揮してくれるにがり。その可能性と、これからの活用が期待されます。

にがりについてはこちらのページで基礎的な情報を知ることが出来ます。