「コーヒーを言1日5杯以上飲む人は、すい臓ガン、前立腺ガン、卵巣ガン、白血病になりやすい」「コーヒーの中のカフェインに発ガン作用がある。(1968年、クールマン)」「1杯のコーヒーには、0.01レソトゲンのX線を被曝したのと同じくらいの悪影響がぁる」「発ガン物質の3.4ベンツピレンがコーヒー豆の中に存在している(ヒューパー)」「コーヒー愛飲者は、飲まない人に比べて、男性で1.24 倍、女性で2.58 倍もすい臓ガンにかかりやすい」…等々、医学的には、「発ガン」にとってあまり好ましくない結果が出ているようです。
こうした科学的根拠は別にしても、陰陽論によると、エチオピア原産のコーヒーは、体を冷やす陰性食品であるゆえ、冷え性の人には向いていない食品ということができます。
イランで食道ガン発生が高い地域の人々は、50度以上の熱い紅茶を1日20~40杯も飲むがガン発生の低い地域の人々は、50度以下の温度の紅茶を1日8~15杯飲むという研究報告があります。
これは、食道ガンの要因が、紅茶というより、「高熱」という物理的刺激ということになります。
紅茶は、緑茶に熱が加わり発酵してつくられた「陽性食品」であるゆえ、コーヒーや緑茶などの「陰性食品」に比べ、冷え性の人には、適しているといえます。
そのうえ、紅茶の苦みを出している成分= テアフラビンが、スカベンジャーとして、抗ガン的に働くとされています。