ガン検診には、意味のあるガン検診、無意味なガン検診がある

米国フィラデルフィア・ガンセンターのハンクス教授やベイラー医大泌尿器科のスカルディノ教授らは、「前立腺ガンをPSAC(前立腺特異抗原) 測定によって早期発見しても、前立腺ガンの死亡率が減るという明らかな証明はない」というように言っています。

日本では、「胃ガンによる死亡は激減し、最盛期に比べて半減している。胃ガンにかかる人の数が低下しているわけではないので、この死亡率の低下は、偏に検診の成果である」という見方がされています。

しかし、アイロニカルな、うがった見方をすれば、胃の造影技術の進歩や胃カメラの精度の向上などで、これまで発見できなかったような微小ガンも発見できるようになった、つまり、放置していても、将来大きくなって生命を奪うようなガンになるわけでもない、潜在ガンを発見し、手術した結果、それが「治癒」したと判断される例が、この「胃ガンによる死亡の激減」につながっているという面もあるのでほないでしょうか。

日本でのガン全体の5年生存率は約5%であり、それは、手術の進歩や早期発見に負うところが多い、というのが一般論です。

しかし「5年後に生きている5%の人は、手術しなくても生きていた人である」などという一見、暴論ととられかねないことをいう学者も現われていますが、ガンが善玉細胞、血液の浄化装置だとする自然医学的立場からすると、ガンの早期発見や早期治療の無意味さは、こうした学者の主張するところが、正鵠を射ているという結論になりそうです。

平成10年4月21 日に「ガン検診の有効性評価に関する研究班」(総括委員長・久道茂・東北大学医学部長) が、驚くべき「ガン検診の有効性」に関する報告書を発表しました。

「肺ガン、乳ガン、胃ガン、大腸ガン、子宮体ガン、子宮頸ガン」の6つのガンについて膨大な文献から「ガン検診を受けた受診者と非受診者の死亡率の差」を統計的に処理したところ、胃・大腸・子宮頸ガンほ受診者と非受診者の間に有意な差が認められ、ガン検診が有効と結論されました。しかし、肺ガンの胸部X腺検査、乳ガンの触診、子宮体ガンの細胞診では、受診者と非受診者の間の死亡率に有意な差がなく「ガン検診の意味がない」ことが示されたのです。

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