食べ方に注意!誘ガン食品 喫煙

全ガンの実に30%までが、輿煙が原因とされています。輿煙により800度前後で燃焼された煙には約00種もの物質が含まれており、その中にはニコチンをほじめ、タール中のインドール、ベンソツビレソ、エーテル、エステルなど種々の発ガン物質が存在します。

タバコの煙が「大気汚染の濃縮型」といわれるゆえんでもあります。肺ガン原因の70 %がタバコといわれていますし、その他、口腔ガン、喉頭ガンをはじぼうこうめ、胃ガン、すい臓ガン、膀胱ガンや子宮ガンなど、「紫煙」の届かないところの発ガン率も、輿煙により上昇します。

紫煙中のCO(一酸化炭素)は、体内で赤血球と強力に結合し、肺からの酸素が赤血球によって運搬されるのを阻害します。

その結果、体内の全細胞は、酸素不足・一酸化炭素中毒をおこし、種々の不燃物、中間代謝産物を生じ、血液を汚すので、タバコはすべての臓器の発ガン率を高めると考えられるわけです。(1日の喫煙本数)×(契煙年数)=(ブリクマン指数)といわれ、この値が600を超えると、8人に1人が肺門型のガンにかかることが統計的にわかっています。

喫煙本数が1日30本で20年間、20本なら30年間、タバコを吸うと肺ガンになりやすいということを表わしています。

ただ不思議なことは、米国人の喫煙率は35%前後、日本人のそれほ2倍以上の70数% 以上なのに、肺ガンの発症率は米国人が3倍もあるという事実です。

このことは、タバコや大気汚染だけが、肺ガンの原因ではないことを示唆しています。実は、肺は酸素吸収するだけの器官ではなく、脂肪代謝にも関与しており、高脂肪食の摂取が肺ガンの発症と深くかかわっているのです。

タバコを吸ったこともない人が肺ガンになる理由も、このあたりにあると考えてよいでしょぅ。また、「血液の汚れ」のうち、水に溶けるものは腎臓から排泄されるし、揮発するものは気体として肺から出されます。

酒を飲んだ次の日、吐く息がアルコール臭いのも、胃腸から血戦に吸収されたアルコールが、肺から排泄されるためです。

こう考えると、腎臓と肺は、血液の汚れを浄化している二大装置であるゆえ、「血液の汚れ」がある人の肺も酷使され、「浄血装置」としてのガン腫をつくってくると考えてもよいでしょう。

よって、肺ガンも、過食、運動不足、ストレス、冷えなど血液を汚す要田が真の原因といえるのです。それに、喫煙や大気汚染などが加わると、ますます、血液が汚れ発症率がさらに上昇することになるわけです。
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