いいつもりのこの食べ方・習慣こそがガンの原因に

日本人のガンのタイプが、胃ガン、子宮頸ガンから、肺、大腸、乳、卵巣、子宮内膜、前立腺、膵臓、腎臓などのガン(および白血病)に、ここ20~30年の間に変遷していった原因として、食生活の欧米化、すなわち高脂肪、高タンパクがあげられます。
欧米の医学文献からも、結腸ガンや直腸ガンは、動物性脂肪と深く関与して発生してくるし、とくに飽和脂肪酸の摂取と前立腺ガンは比例しておこってくることもわかっています。

乳ガンや前立腺ガンは、動物性タンパク質や脂肪の過食や運動不足と深く関与しているし、小児期の運動不足、食べすぎによる太りすぎは、初潮年齢を早くし、成長過剰をもたらし、あらゆるガンにかかる危険性を高めるとする研究報告もあります。

成人になってからの肥満も、結腸ガン、腎臓ガン、胆のうガン、子宮内膜ガン、閉経後の乳ガンの危険性を高めることは、医学的に認められた事実です。

過食がガンを誘発し、少食が、ガン発生を抑制することについてほ、かなり以前から研究、実験で実証されてきました。

過食は、血液中に老廃物や過剰栄養物をつくり出して血液を汚し、ガン腫をつくらざるを得ない条件をととのえるといってよいでしょう。

こう考えてくると、ガン患者の食欲不振は、少しでも、延命しょう、なんとかガンを治したい、とする自然治癒力の表現だと考えることもできるのでほないでしょうか。

次に、ガンをもたらしやすい食品、摂り方に気をつけたい食品や嗜好品全般についてまとめます。

誘ガン食品に注意