サプリも適宜利用する

食事で摂りにくいビタミンC・D・Bなど

最近では、土壌がやせてきていることなどもあり、野菜や果物を摂取するだけでは、体に必要なビタミンやミネラルが十分に摂取できなくなっています。

そのため、不足している栄養素などをサプリメントで補う必要が出てきます。筋肉の元となるたんばく質吸収に必須のビタミンB6、抗酸化作用のあるビタミンC 、感染症予防などに役立つビタミンD などは食事で補えない部分をサプリメントとして補うことが重要となります。

がんとの関連でいえば、特定の食品や栄養成分のサプリメントを「これさえとっておけばいい」と過信するのは、危険な考え方です。がんの予防は、なにかひとつの食品や栄養素で実現するものではありません。抗酸化作用のあるビタミンCや抗ウイルス作用のあるビタミンDなどを日常から定期的に摂取する習慣を身につけるとよいでしょう。

幅広い食品やサプリメントを食事で補えない部分をバランスよく補うなどの地道な取り組みの積み重ねが「がんになりにくい体」をつくることを忘れないでください。

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