エゴマの成分に肝ガン抑制効果(日経新聞)

2015年10月25日の日本経済新聞の朝刊に興味深い記事が掲載されていました。「エゴマ成分に肝ガン抑制」という記事で名古屋市立大で発見されたそうです。

近所のスーパーの健康コーナー(レジ近く)にエゴマ油がすごい数陳列されていたので、エゴマの作用が人気なのかなぁ~とは思っていましたが、どうも正解だったようです。

エゴマに含まれる成分が非アルコール性脂肪炎(NASH)や、それに伴う肝細胞の癌化を抑制することをラットの実験から発見し、英科学雑誌電子版に発表したそうです。

NASHの発症や進行は老化などに伴う肝細胞の酸化が変わっていることがわかっており、エゴマの種に多く含まれ、抗酸化作用が強い「ルテオリン」が予防に効くと考えました。

まず、遺伝子操作でガンになりやすくした「老化ラット」を作成。NASHを引き起こす餌を3ヶ月間食べたラットとこの餌にルテオリンを加えた物を同期間食べたラットを比較した場合、NASHの進行が20~30%遅かったというものです。

摂取していないラットに比べて癌化の可能性があ細胞が半分程度しかないことも判明。

エゴマ油などルテオリンを含む食品を日常的に摂取すると予防に役立つ可能性があるということです。