ガンでも生き延びるための10の秘訣

日本では、ガン告知がなされるほうが少ないとはいえ、ガン患者は、周囲の人の態度から、うすうす「ガン」であると気づいていることが多いようです。ガンであることを宣告された患者も、自分の症状や周囲の人の態度から、ガンであることを悟った患者も、一時的には、強い悲しみに陥り、精神的混乱(ひどい人は錯乱)や、逆に、うつ状態になり、無気力、不眠、食欲不振などの症状を呈してくることが多いのです。

この時期に至った後、どういう精神状態になるかは、その人の性格や宗教心、さらには、それまでの人生で危機的問題にぶつかってきた時、どう乗り越えてきたか…などによって大きく変わってくるといってよいでしょう。

強い精神力を持ち合わせず、ガンを知ることで、「うつ」や「精神的錯乱」におちいった患者には、精神科の先生に診てもらい、ときには、抗うつ剤など向精神薬などを処方してもらう必要があるようです。

米国コーネル大学医学部の精神科の教授は、ガン患者に、ガンに対してどう対処するかについて10個のガイドラインを提唱されているので、拝借して、掲載します。

  1. 多くのガンが治療可能になっているので、「ガン=死」という概念は捨てさること
  2. 十分に心を打ち溶け合って話せる、信頼のできる医師を探すこと
  3. 自分のいちばん信頼しているいちばん身近な人には、決して悩みを隠してはいけない。医師の説明を聞くときには、必ず同行してもらうこと
  4. 自分のガンに対する情報をできる限り収集し、同じガンにかかっている人に相談したりして、情緒を安定させること
  5. 過去、大きな問題を乗り越えたときの戦略があれば、それも大いに参考にすること精神的トラブルについて、過去、心が救われたことのある信仰や宗教があれば、それをもう一度、深めること
  6. メディテーション(瞑想)、リラクゼーショソなど、自分の心、気持ちを安定させることができるものは、とにかくトライしてみること
  7. 信頼したり加わったりしたほうがいい支援グループなどは1度、試しに利用してみて、うまくいかないときはやめるといい
  8. 「気力が衰える」こともあるので、たとえ常に積極的姿勢や志向が保てなくても、罪悪感をもたないこと
  9. 民間療法については、現代医療の知識も十分に持ち合わせていて、客観的に評価でき、信頼もおける人と、その利益や危険性について十分に話し合うこと。民間療法に、こり固まって、効果のある正統療法を放棄したりしないこと

代表的な民間療法

本当に効く化効かないかはまだ未知ですが、ガンになったらまずは試してみるものを挙げてみました。プラシーボ効果だとしても実際に治っている人もいるので馬鹿にできません。
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