悪い油は極力避ける(コーヒーフレッシュ、マーガリンなど)

普段日常的に摂取している油にも注意が必要です。特にマーガリンにはトランス脂肪酸と呼ばれるいわゆる錆びた油が大量に含まれていますので、体にとって有害です。

マーガリンは植物油を原料にしていますが、これら植物油の主成分となる脂肪酸は不飽和脂肪酸と呼ばれる酸化しやすい成分ですので、体を錆びさせてしまい、発がんにつながる可能性があります。

マーガリンなどのトランス脂肪酸が多く含まれているものはプラスチックと似た構造をしています。プラスチックは元々自然界には存在しないものであり、地中に埋めても分解されないものでもありますので、そのような物質が体内に入ってくるということを考えると非常に危険です。

喫茶店やコーヒーショップなどでコーヒーを注文するとコーヒーに付いてくる、コーヒーフレッシュというミルク代わりになるものがありますが、これもトランス脂肪酸を多く含んでいる錆びた油の代表的なものです。

コーヒーフレッシュは見た目牛乳や生クリームのように見えますが、実は牛乳や生クリームなどは一切入っていません。つくり方としては、植物油と水を混ぜますが、水と油は分離する性質があるので、そこに乳化剤を添加します。すると水と油が混ざって白く濁り、とろみをつけるために増粘多糖類を入れて、いかにもクリームのようにします。そのような液体にミルクの香りをつけるために香料を入れて、さらに日持ちをさせるために脚調整剤を入れます。

このようにコーヒーフレッシュは乳化剤や増粘剤、サラダ油と水などでできており、ミルク仕立てのトランス脂肪酸の塊といえます。原価が安いためコーヒーショップなどに大量に「常温で」置かれています。常温で長期間置いておけるというのもミルクではない証拠であり、多くの添加物が含まれていることを証明しています。錆びた油の摂取は極力避けたいものですね。

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