「辛い大根おろし」のガン予防・抑制効果が高い

抗がん作用の強い食品の中には、アブラナ科の野菜が上位にあげられ、予防のためには、毎日とるとよいと指導されています。日頃からよく食べ、日本の食卓ではお馴染みの「大根」も、じつはアブラナ科の植物です。
また、大根は日本で最も消費量の多い野菜です。大根おろしのあのビリッと辛い辛み成分に、すぐれた抗がん作用、抗酸化作用、抗菌作用、抗炎症作用があることが確認されています。発がん物質の解毒酵素の働きを活性化することが確認され、世界的にも注目を集め始めています。大根の辛み成分というのは、「イソチオシアネート」などのイオウの化合物です。これは、ダイコンをすりおろすことで組織が壊されると、「ミロシナーゼ」という酵素が働いて、初めてつくり出される成分なのです。
この辛み成分は、多くの発がん物質の解毒に必要な「酵素」を、活性化する力が強力です。辛み成分は、ダイコンの組織を壊さなければ、生まれてきません。それにはすりおろすのがいちばんベストな方法です。
すりおろすと、辛み成分がふえるばかりか、酵素が辛み成分を遊離させて、より体に吸収しやすくしてくれるためです。辛みが強いのはダイコンの先端部分(一般に夏期に収穫するダイコンのほうが辛い)。がん予防には先端部をすりおろして食べるのが最適です。

また、大根おろしが魚の焼けコゲに含まれる発がん物質を、9割も解毒することはよく知られています。焼き魚を食べる際には、大根おろしとセットで食べるのがおすすめということです。
この発ガン物質を抑制する効果は、辛み成分とダイコンに含まれる消化酵素のジアスターゼやオキシターゼの相乗効果によるものです。

ジアスターゼはデンプンを分解して胃もたれを解消し、オキシターゼは発がん性(変異原性) 物質を分解、解毒します。両酵素ともに胃腸内で働いて胃壁の粘膜を保護。潰瘍を予防したり、修復してくれます。しかし酵素は、タンパク質なので、加熱すれば、固まって効果がなくなってしまいます。生のまま、すりおろしてとるからこその効果なのです。酵素の働きがいっそう活発になり、発がん物質を解毒するうえ、胃腸薬に匹敵する即効効果を発揮してくれます。そのほかダイコンには、すぐれた抗酸化作用のあるビタミンCも豊富に含まれており、辛み成分とともに活性酸素の除去効果を高めてくれます。カリウム、カルシウムなどのミネラルも豊富です。辛み成分やビタミンCの持つ抗酸化作用によって、活性酸素が除去されれば、動脈硬化の進行が遅くなり、高血圧や生活習慣病も予防できます。ただし注意すべき点は、辛み成分も、酵素類も、ビタミンCも、おろしたあとの時間の経過とともに、効果が消失してゆくことです。
特に辛み成分は揮発性なので、消滅が著しいのが特徴。大根おろしは食べる直前にすり、おろすのがポイントです。
民間療法のなかにも、大根おおろしを活用した療法がみられ、胸やけ、下痢、胆石、脚気、二日酔い、便秘なども、大根おろしを汁ごと食べると効果があるといわれます。

抗がん作用、胃壁の保護、民間療法のいずれの場合も、薬効を期待するなら、1日10gを名安に摂取したいものです。

「辛い大根おろし」のガン予防・抑制効果が高い」への1件のフィードバック

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