胃がん発見の例4 進行がん(胃幽門部・狭窄型のガン(50歳代)

進行がん(胃幽門部・狭窄型のガン(50歳代)

大柄な体格で、もともと食欲旺盛だった。ところが、1週間前から突然胃のあたりが膨れている感じがするようになり、食事の時間がきても食べたくなくなってしまった。それでも無理に食べたところ吐いてしまい、横になっていたら酸っぱいげっぶが何度もあがってきた。疲れが出たのか、風邪を引いたからかと思ったため市販薬飲んでみたが、数日経過しても症状が改善しない。「おまえみたいなヤツが、食欲がないなんておかしすぎる」という周囲の声に背中を押されるようにして病院へ行ったところ、医師の触診で「胃に大きなしこりがある。悪性腫癌の可能性がありますので、精密検査をしましょう」と言われた。

これは、胃の出口(幽門部)に狭窄型の進行がんができたという症例です。突然食欲がなくなってしまうのは、幽門部にできた腫瘍が大きくなり、幽門を極端に狭めてしまった(幽門狭窄を起こしてしまった) からです。
つまり、口から食べ物が入ってきても、胃から十二指腸へ流れにくくなってしまったわけです。このため、食べた物や胃液が胃に停滞するために、食欲がなくなり、胃が膨れたような感じ(膨満感) やげっぷが出たり、さらには吐いてしまうことになります。

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