進行胃がんの自覚症状

がん細胞が大きくなると、次のような自覚症状があらわれます。

  • 胃の痛み
    我慢できるが、長時間持続する痛み。がんのタイプによって、しみるような痛みが出たり、腰痛のような鈍い痛みが出たりする。このときに、市販薬を飲むと痛みが消失してしまって、がんの発見が遅くなることが多い。何日間も痛みが続くときは、安易に薬に頼らないで病院を受診した方がよい
  • 胃の不快感
    食事をすると胃に異物が通る感じがする。がんができると胃液の分泌が減るために起こる。
  • 幽門狭窄症状
    胃の出口である幽門部にがんができて、これが大きくなると幽門狭窄症状を起こす。このため、胃から十二指腸へ胃の内容物(食べたもの)が流れず、胃の中に大量の食物の残りかす が残る。食欲がなくなり、次第に胃が膨れ上がり、腹部膨満感 やげっぷ、吐き気、嘔吐がおこる。
  • 腹部腫瘤
    胃がんが進行し、がんが大きくなると、腹壁の外からでも腫瘍そのものを塊として触れてわかるようになる。
  • 嚥下障害
    胃の入り口に近い噴門部にできたがんの場合は、食道から胃への食物の通過が妨げられ、飲み込みにくいとか、つかえるといった症状がおこることもある。また、胃がが食道に浸潤した場合も嚥下障害がおこる。
  • 出血
    がんが大きくなり腫瘍の表面に潰瘍ができて、胃壁の血管から出血すると、消化管出血の症状が出てくる。少量の出血であれば、じわじわと貧血が進行していることも多い。出血量が増えると、便に血が混ざるので黒色便、あるいは血便として症状があらわれる。さらに大量の出血がおこると、吐血(口から血を吐く)などの症状が現れる。吐血という症状は胃潰瘍で起こることが多く、鮮血色。胃がんで吐血したら、かなり症状が進んでいる場合が多い
  • 疼痛
    がんが大きくなると腫瘍の表面に潰瘍ができ、そこに痛みが発生する。また、がんの周囲の臓器や神経に浸潤すると、頑固で持続的な疼痛が現れるようになる。がんによって疼痛が出る場合は、かなり進行した状態といえる。
  • その他
    倦怠感、体重減少、排便がやわらかくなる、排便が不定期にしか出ない、など。また、胃の調子が悪くなると、唾液を飲み込むときに空気を含んでしまうため、げっぷが多くなる。食道がんの症状のような食べ物が胃や噴門部でつかえるという感じはない。
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