胃が出している小さなサインを見逃さない

「あれ?」という体の変化を見逃さない

ストレスや疲れ、過食による影響から、お酒の飲み過ぎなどにより胃がもたれたり痛みが出たりということは、誰しも経験することではないでしょうか。胃や腸は自律神経に支配されていて、自分の意志とは関係なく、体が自動的にその機能を調節しています。
しかも、コントロールしている脳の中枢は、精神的なことや身体的なことなどの小さなきっかけがあると、すぐに胃の働きに影響をおよぼすのです。胃のもたれや痛み症状える患者さんの9割は、胃の働きのバランスを崩したことによる、胃炎や胃酒場、十二指腸潰瘍を起こしています。残りの約1割は、胃の組織や細胞に特別な変化が起こっているための症状で、胃がんや胃肉腫、胃ポリープなどの疾患をわずらっていることが考えられます。胃がんに特徴的な症状というものはありません。

一昔前は「胃がんになった」となれば、「食事ができなくなる」「もうこれで人生も終わりだ」などと、悲観的なイメージばかりが思い浮かんできました。が、いまでは、もし胃がんになっても、早期のうちに発見できれば、十分治癒させることができます。
また、たとえがんが進行していて胃を全部摘出することになっても、術後の生活(主に食生活) で少し工夫をすれば、手術前と同じように元気な生活を送ることができます。

人間ドック、その他検査や診察でなんらかの病気が見つかったときに、一番大切なのは「自分の体に起こっている変化を正確に知ること」です。ごく専門的な知識は必要ありませんが、一般的なことを知っておいたほうが病気の特徴をとらえやすく、また医師が治療方法を説明するときの理解が深まります。
人はどんなに冷静でいなければいけないときも動転してしまうことが多々あります。ガンの告知を受けたときにこうした体からでている警告だったりサインをしっかり認識している、いないではその後の治療にも大きく影響します。

また、いまの時代は、患者さん自身が治療方法を選べる時代になりました。主治医と納得がいくまで話し合って、その患者さんに最も適切な治療を受け、退院後も満足できるような治療を受けられるように、胃がんについて知っておきたいことを話していきましょう。
ガン治療がある程度有名な病院になると、医師もなかなか時間がとれずに忙しいのが現状です。診断される前に胃がんの知識を十分に得ている必要はありませんが、やはりある程度の知識はあったほうがご自身のためになると思います。

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